2021年9月発刊
『いつもの食材でゆるラク漢方レシピ213』

2021.12.06

〜「まんぷくベジ」がオススメする本〜

野菜を美味しく食べたい人へ、シェフや料理研究家、農業などに関わる専門家と出版社が丹精込めて作った新刊書籍をご紹介するシリーズです。

素敵な一冊が、私たちに幸せな食を導いてくれますように……。

漢方レシピの表紙

監修 櫻井 大典  (サクライ ダイスケ)

発売日 2021年9月11日

発行 新星出版社

定価 1,300円+税

URL  http://www.shin-sei.co.jp/np/isbn/978-4-405-09411-6/

 

 

▪️出版社より

“食材のチカラでカラダが変わる!”
漢方と聞くと「なんだかむずかしそう…」と思うかもしれません。
けれど、じつは日々の生活のなかに漢方の考えや知恵は多く存在しています。
たとえば、すいかには熱を冷ましたり潤いを補ったりする作用があります。暑くて汗をよくかく夏にすいかを欲するのは、最適な食材だからです。
こうして考えると、少しむずかしそうな“漢方”を身近に感じませんか?
この本で紹介するレシピには、特別な食材や調理法は一切ありません!
キャベツや大根、玉ねぎ、鶏肉、鮭など、スーパーで手に入る身近な68食材でかんたんに作れるものばかり。日々のごはんだからこそカラダにいいものをと思う方、夕飯のメニューに悩む方、どんな人にとっても役立つ1冊です。
巻末の【症状別さくいん】では、「冷え」「疲れ」など具体的な不調から、その症状に適した食材やレシピを探せるので便利です。

 

 

櫻井 大典  (サクライ ダイスケ)  (監修)
漢方家。日本中医薬研究会会員。漢方薬局の三代目として生まれる。アメリカ・カリフォルニア州立大学で心理学や代替医療を学び、帰国後、イスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国・首都医科大学付属北京中医医院や雲南省中医医院での研修を修了し、国際中医専門員A 級資格を取得。年間5000 件以上の相談を応じる傍ら、Twitter ではやさしくわかりやすい養生情報を日々発信して、これまでの漢方のイメージを払拭。フォロワー数は15 万人超で、老若男女問わずファンを増やしている。
主な著書・監修に『漢方的おうち健診-顔をみるだけで不調と養生法がわかる』(学研プラス)、『こころとからだに効く!櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活』(ワニブックス)、『つぶやき養生』(幻冬舎)、『まいにち漢方』(ナツメ社)、『体をおいしくととのえる!食べる漢方』(マガジンハウス)など多数。
公式Twitter @ PandaKanpo

 

 

▪️「まんぷくベジ」スタッフも読みました。

「漢方」というキーワードに、少しとっつきにくさがあった「まんぷくベジ」スタッフ。
ですが、その「漢方」が、実はすでに日々の生活の中に存在していることに驚きました!
この本を読む前のイメージでは、特別な植物を乾燥させて色々調合して…など、手前がかかる調理方法を想像していたのですが、スーパーや八百屋さんなどで手軽に買える食材にも、さまざまな漢方的効果があるとのことでした。

こちらのレシピ本は、その時期に合った食材で体の負担にならない食べ方が紹介されています。
食材ごとにレシピが複数記載されていて、その中に「冷え・美容」「女性の不調」「疲労・体力低下」「老化による不調」など、症状別のタグで当てはまるものを見てレシピを選ぶことができるので、非常に見やすいし探しやすい!

「まんぷくベジ」スタッフが気になったのはこちらの「薬味レシピ」。

薬味レシピのページ

この薬味は冷蔵や冷凍もできるものがあるので、作り置きをして、忙しい時は普段作る料理に少し加えてアレンジしてみようと思います。
特に左ページの「しょうがのふりかけ」と「にんにくみそ」は、体を温める効能があるのでこれからの季節にピッタリですね!
本のp.132〜p.135に、その人の五臓と体質がわかるチェックリストがあります。
チェックリストの結果を参考にして、漢方レシピを参考に料理してみてください!