update - 2022.09.05

金時草、いちじく、たんぱく質が摂れる野菜etc.
秋のはじまりに楽しみたい、果物&お野菜トーク

まんぷくベジ座談会 〜9月編〜
【野菜を毎日!まんぷくベジ350プロジェクト】

野菜好きが集まる、まんぷくベジ編集部。「最近、お店で〇〇が並びはじめたよね」「今って、どんな野菜に注目してる?」など、野菜談義は尽きません。そこで、野菜ソムリエで管理栄養士でもある小島香住さんを交えて、編集部メンバーがどんなトークをしているのか、毎月ご紹介。

今回は、秋に旬を迎える果物の今どきらしい楽しみ方から、賢い野菜の摂り方やアイデアをお届けします!

<座談会参加者>

icon
小島香住さん
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやInstagramで野菜の情報を発信。セミナー講師としても活動している。「まんぷくベジ」メンバー。
 
iconiconiconicon
スタッフ4名
あり、くりた、ささか、あじさん。「野菜350g」をまんぷくベジも提唱します!でも、実際に何に気をつければいいのかなど、疑問だらけ……。
 



 

金時草は茹で汁まで使える、今が旬の加賀野菜

金時草

 

icon
あり
 
9月に入って、みなさんどんな野菜が気になっていますか?                                     
icon
くりた
 
この前、近所の八百屋を物色していたら、金時草(きんじそう)という葉物野菜を見つけたんです。調べてみたら、加賀野菜なんですって。
icon
小島さん
食べるとぬめりのあるお野菜で、モロヘイヤやつるむらさきに似ていますよね。                         
 
icon
小島さん
icon
くりた
 

金時草は葉っぱの表側は緑で、裏側が紫色。茹でると、すごくキレイな紫色の茹で汁が出るんですよ。つるむらさきと似ているような、でもちょっと違うような野菜でした。

 

金時草

たまたま八百屋で遭遇した金時草は、おひたしで。

icon
小島さん
紫色の茹で汁で、染物とかできそうですよね。金時草の煮汁は、ゼリーにするのもおすすめ。煮汁に砂糖とゼラチンを入れて固めると、キレイな紫色のゼリーになりますよ。甘さを抑えれば煮凍りのような感じで味わえるし、甘くすればデザートとして楽しめるんです。
 
icon
小島さん
icon
ささか
 
煮汁まで楽しめるなんていいですね!加賀野菜とか京野菜、鎌倉野菜など、単純に惹かれます。                         
icon
くりた
 
この時期って、伝統野菜や地方の野菜とか、珍しい葉物に出合う機会が多いかも。そういう野菜に、手が出しやすい時期かもしれないですね。
icon
あり
 
産直サイトが充実してきたことで、その場所に行かなくても、伝統野菜や地元の野菜などが手に入りやすくなったのはうれしいです。



 

果物は料理に取り入れるのが、今どきらしい楽しみ方

果物を使ったサラダ

 

icon
ささか
 
ももがそろそろ終わって、いよいよ、なしが出回りますね。秋はやっぱり、果物の季節~♪                                 
icon
あり
 
これからの時期は、なしにぶどう、りんご、いちじく、かき。あー、楽しみ!でも、今年は果物の価格が高いような……。
icon
小島さん
確かに最近は、果物の高級志向が進んでいる気がしますね。それにしても、日本の果物は外国産に比べて、本当にクオリティが高いのを感じます。たとえば、ふじは世界中で栽培されていて、日本でも外国産のふじを食べることができますよね。程よい甘みと酸味のバランス、独特のサクッとした食感、玉の大きさも、個人的には日本産が好みですけど。
 
icon
小島さん

 

リンゴ

 

icon
あじさん
 
青森出身の私は、もちろん「ふじ」が大好き。でも、特徴的な酸味があるニュージーランド産のりんごも好きです(笑)。                  
icon
小島さん
外国産には、日本とはまた違った特徴があるので、いろいろな種類を食べ比べるのもいいですね!                      
 
icon
小島さん
icon
あり
 
少し前にお店で、ももとモッツァレラチーズ、生ハムの前菜をいただいたんですけど、この組み合わせが絶妙でした!なかなか自分だと、果物を料理に取り入れる発想が浮かばないし、ハードルも高いし。だからこそ、外食で食べに行きたいですよね。

 

ももとモッツァレラチーズ、生ハムの前菜

ワインバーで感激した、ももとモッツァレラチーズ、生ハムの前菜。

icon
くりた
 
果物をエキゾチックなスパイスや意外な食材と合わせて楽しむ流れは、最近ちょっと面白いですよね。Scales(スケイル)さんという料理研究家の方が、『果物のひと皿』という書籍を出されていて、この方が注目されるきっかけになった桃のアールグレイマリネなど、果物を使ったさまざまなレシピが紹介されているんです。自分ではなかなか思いつかない組み合わせもあって、最近その本が気になっています。
icon
あり
 
この方もそうですけど、インスタグラマーさんの中でも、果物を素敵に使ったレシピを紹介している方がたくさんいて、インスタを見るだけでも参考になりますよね。
icon
ささか
 
果物を使った料理、いいですね!今、ちょうどいちじくが出てきたし、和食だといちじくのごまダレとか。                      
icon
あじさん
 
いちじくは、家ではどんな風に食べていますか?                                            
icon
くりた
 
赤ワイン煮のコンポートは定番すぎかな。私にとっては青春の味~。                                    
icon
ささか
 
私は、いちじくがたくさん手に入ったら、ジャム一択です!                                         
icon
あり
 
洗って、ヘタだけ取って、そのままかぶりつく派です!!包丁は使いません!                                      
icon
あじさん
 
いちじくは、サラダに入れるとよさそうですよね~。今度やってみよう。                                             
icon
小島さん
私はシンプルに、オリーブオイルと柑橘系の果汁をかけて食べることが多いです。たまに、バルサミコ酢をたらしたりもしますよ。
 
icon
小島さん
icon
あり
 
わわ、なんてオシャレな!それ、真似したいです!                                                        

 

wired bonbon ルミネ新宿店-フルーツフルーツ パフェ

 

icon
くりた
 
最近の高級志向でいえば、果物を贅沢に使ったパフェも気になります。眺めているだけでも幸せな気分になる、まさに"映え"ですよね!
icon
あり
 
豆乳ホイップクリームを使ったヴィーガンのフルーツパフェが食べられる店もあるみたいですよ。                 

【レストラン情報】ヴィーガンのパフェが味わえる「wired bonbon(ワイアード ボンボン)」▶ 
icon
小島さん
いま、日本人は果物の摂取量(1日200g)が足りていないと言われているんです。だから、果物を食事の最後に一口、二口だけちょこっと食べるだけじゃなくて、料理にも果物を取り入れてみるのもいいですね。
 
icon
小島さん



 

えだまめやそらまめは、たんぱく質も摂れる一石二鳥な野菜!

えだまめ

 

icon
あじさん
 
私、野菜を1日350g食べるために、この夏はえだまめをよく食べました!えだまめは野菜に含まれるので合っていますよね?
icon
小島さん
はい!えだまめは野菜ですね。                                                
 
icon
小島さん
icon
あじさん
 
ほかにも、えんどうまめやさやえんどう、ささげなども、野菜にカウントしますよね。豆を食べる野菜なら、たんぱく質も同時に摂れるからいいなって思って、積極的に食べてるんです。ほかにも、一石二鳥なお野菜ってありますか?
icon
小島さん
そらまめも、たんぱく質は多い方ですよ。ちなみに、茹でたえだまめは100gあたり、たんぱく質は11.5g。そらまめは100gあたり10.5g。ただ、中に入っている豆が大きいとたんぱく質は多いんですが、さやいんげんのように"さや"をメインに食べる野菜は、あまりたんぱく質は摂れません。
 
icon
小島さん
icon
あじさん
 
豆類をサラダに入れると、葉物と違う食感も楽しめるし、食べ応えがあるのもいいですよね。豆が野菜にカウントされるのが、私にとってはありがたい~!

 

 

そろそろ秋めいてくる季節。夏の疲れも出る頃ですが、ちょっと珍しい葉物野菜を買ってみたり、果物を料理にも取り入れてみたりと、いつもとちょっと違った楽しみ方をしてみるのはいかがでしょうか。新しい食材や意外な組み合わせの料理に挑戦しにくい場合は、まずは外食でトライしてみるのもおすすめですよ。

執筆者

内田あり/Ari Uchida ライター

フリーランスの編集ライター。食・子育て・住宅・インテリア・植物・ガジェットなど多岐にわたるジャンルで、ムックや雑誌、フリーペーパー、WEBコンテンツなどで執筆。高校生と中学生の2人の娘をもつ母であり、子どもたちの野菜嫌いを克服させるべく、献立に頭を悩ませる日々。野菜不足になりがちなので、毎日の食卓には手作りのピクルスを添えるよう心がけている。